ベン図でやらかす
一昨日(2021年6月16日)山口県立大学で授業をしたのですが、ちょっとやらかしてしまいました。
今年度(2021年度)前期に「英語科教育法Ⅱ」という授業を山口県立大学で担当することになり、昨日が全15回シリーズの第8回の授業でした。折返し地点です!
今回は英語のリーディングと語彙に焦点を合わせた授業を計画するという内容で、学生さんに300語程度の英語の文章を示して、どうやって教えるかアイデアを出してもらいました。
さすが「英語科教育法Ⅱ」を履修する学生さんだけあって、センスがいいです。
ある学生さんが、英文の内容を図にまとめるというアイデアを出してくれて、それは他でもない、数学で習う「ベン図」でした。
「ベン図」だね、と思って、ホワイトボードにベン図を描いて「Ben diagram」と板書しました。これがいけなかった。
ベン図を描くだけでやめておけばよかった。文字で書いたのが作戦ミスでした。帰宅して調べてみると、ベン図は英語で「Venn diagram」と綴ります。
日本語にはVの音がないので、例えば、自己ベスト記録の「ベスト」も、服の「ベスト」も同じ発音です。記録は best 、服は vest なのですが、日本語では同じ。
調べてみると、ベン図を広めたのは英国の数学者 John Venn さんで、名前をとって Venn diagram となったようです。お名前が Ben さんだったら「Ben diagram」でよかったのですが…(笑)。来週の授業で訂正予定です。
参考:Venn diagram – Wikipedia
やらかしたので、ブログのネタにさせていただきました(笑)。
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