『日本人の行動様式 ― 他律と集団の論理』を読みました
一昨日(2024年1月13日)『日本人の行動様式 ― 他律と集団の論理』を読みました。著者は荒木博之先生で、わたしが大学1年生のときに受講した英語の授業を担当されていた先生です。光市立図書館の蔵書で、下松市立図書館で取り寄せていただきました。
先月(2023年12月15日)荒木先生の『日本語が見えると英語も見える ― 新英語教育論』という本の中で、『日本人の行動様式 ― 他律と集団の論理』が何度か登場したので、派生的に読んでみました。
荒木先生は『日本人の行動様式 ― 他律と集団の論理』の中で、日本人の行動を支配するのは「他律」と「集団の論理」である、と述べていらっしゃり、興味深く読みました。わたしが大学生のときは荒木先生は英語の先生だと捉えていたのですが、この本を読んで、荒木先生が民俗学にも造詣が深いことを知って、驚いています。
ちなみに、荒木先生は「他律」「集団の論理」の対立概念として、「自律」「個の論理」を挙げていらっしゃいます。1973年に出版された本ですが、半世紀以上経った現在でも荒木先生の分析が日本人の行動に当てはまるのでしょうか?
さて、わたしは1年間で英文雑誌のTIMEも含めて100冊の本を読むプロジェクトを勝手に行っていますが、『日本人の行動様式 ― 他律と集団の論理』が今年(2024年)の6冊目になりました。
本日(1月15日)も積極的な氣持ちでがんばります!(笑)
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