『日本語が見えると英語も見える ― 新英語教育論』を読みました
昨日(2023年12月15日)『日本語が見えると英語も見える ― 新英語教育論』という本を読みました。著者は荒木博之先生で、わたしが大学1年生のときに受講した英語の授業を担当されていた先生です。2001年7月13日に宇部市の本屋さんでたまたま見つけて、この本を購入しました。それ以来、積読になっていましたが、この度、読了しました。
荒木先生の記述(前掲書、pp.31, 134, 192)によれば、わたしが受講したのは広島大学総合科学部の「英語聴取法演習」という講座です。月に1回は中津燎子先生が来てくださり、英語の発音訓練を行ったことはよく覚えています。名古屋での合宿にも参加しました。
当時の時間割のメモを発掘してみると、月曜日の夕方の授業でした。もしかすると、1年間限定の開講だったかもしれないので、この講座を受講できて、英語の発音を基礎から学べたことは、本当に幸運です。
『日本語が見えると英語も見える』で、荒木先生は日本文化の特性を考察する鍵となる概念として「他律(heteronomy)」を提唱されたり(p.26)、日本人が英語を学ぶ際に克服すべきことについても考察されたりしていて、大学の授業だけでは知り得なかった、荒木先生の異なる側面も知ることができました。
さて、わたしは1年間で英文雑誌のTIMEも含めて100冊の本を読むプロジェクトを勝手に行っていますが、『日本語が見えると英語も見える』が今年(2023年)の97冊目になりました。
本日(12月16日)も積極的な氣持ちでがんばります!(笑)
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