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『江戸の旅行の裏事情』を読みました

『江戸の旅行の裏事情』を読みました

先日(2022年1月23日)『江戸の旅行の裏事情 大名・将軍・庶民 それぞれのお楽しみ』を読みました。下松市立図書館の蔵書です。著者は歴史家の安藤あんどう優一郎ゆういちろうさんです。ネットのニュースで紹介されていて、興味をもったので借りてみました。

この本によれば、世の中が安定した江戸中期の元禄げんろく年間(1688年~1704年)に旅行ブームが起きたようで、参勤さんきん交代をした大名だいみょうのみならず、庶民しょみんも旅をしたそうです。

日本語の本を読む際にいつも悩まされるのが、漢字の読み方で、特に、固有名詞は厄介やっかいです。例えば、「成田山」が「せいでんやま」ではなくて「なりたさん」、「飛鳥山」が「ひちょうさん」ではなくて「あすかやま」のように、気まぐれなルールに従っているとしか思えません(笑)。

英語のスペリングも厄介ですが、同じぐらい漢字の読み方はヤヤコシイ。その上、『江戸の旅行の裏事情』では関東地方の地名が多く登場するので、仮に読めても、関東に住んだことがないため、位置関係がピンとこないのです。

地名と言えば、わたしが住む下松市も「くだまつし」と読みます。この本を読んで、下松市花岡はなおかの歴史にも興味が湧きました。花岡は江戸時代に幹線道路、山陽道の宿場しゅくば町として栄えたそうです。藩主はんしゅが宿泊する御茶屋おちゃやもあったようです。当時に思いをせました。
参考ウェブサイト:下松市 郷土資料・文化遺産デジタルアーカイブ

さて、わたしは勝手に1年間で英文雑誌のTIMEも含めて100冊の本を読むプロジェクトを行っていますが、『江戸の旅行の裏事情』が今年(2022年)の6冊目になりました。

本日(1月25日)も積極的な氣持ちでがんばります!