『世の中にないものをつくれ! 島精機製作所フィロソフィー』を読みました。
昨日(2022年1月20日)『世の中にないものをつくれ! 島精機製作所フィロソフィー』を読みました。島精機製作所(以下、島精機)の創業者、島 正博さんの半生記です。著者は作家の大下英治さんで、下松市立図書館の蔵書です。
関連ウェブサイト:創業者・島 正博 | DNA | 会社情報 | 島精機製作所 | コンピュータ横編機、デザインシステム、CAD/CAMシステム
島精機さんは、セーターなどのニット製品を編む精密機械の製造・販売をされている会社です。本社は和歌山市にあります。ユニクロさんの「3Dニット」は、島精機さんの編機で編んでいます。
わたしは機械に不案内で、機械の部品や技術が説明してある部分はよく理解できなかったのですが、読んで元氣が出ました。まず、島さんのガッツに感銘を受けました。モノが無いから知恵を出して、島さんが課題を解決していかれる姿にも勇氣をいただきました。
「思いついたらできたも同然」(pp.108, 156)とはいえ、1964年の全自動手袋編み機(角型)の開発の経緯には心を揺さぶられました。文字通り命懸けの発明だったことが分かります。
今回のブログでは、意図的に「氣」という漢字を使いましたが、「エネルギーが八方に広がる」という意味があるそうです(p.381)。本日も積極的な氣持ちでがんばります!(笑)
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