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山口県立大学で最終回の授業(2021年7月28日)

山口県立大学で最終回の授業(2021年7月28日)

昨日(2021年7月28日)山口県立大学に行きました。今年度(2021年度)前期に「英語科教育法Ⅱ」という授業を山口県立大学で担当することになり、昨日が全15回シリーズの最終回でした。

The great teacher inspires.
偉大な先生は心に火を付ける

というテーマで授業をしました。

最初に、徳山英学会の河口かわぐちあきら先生の話をしました。

河口先生は、浅田あさだ栄次えいじ博士の研究者です。浅田栄次博士は、現在の山口県周南市出身、米国のシカゴ大学で最初の博士号を授与されたり、現在の東京外国語大学の前身である東京外国語学校の英語科の主任教授として日本の英語教育の基礎を築いた偉人です。

河口先生とのご縁は、わたしが書いた記事に「浅田栄次」先生のお名前を出したことがきっかけで、当時の職場であった華陵高校にお電話がかかってきたからです。実は、「徳山英学会」を「徳山映画会」と聴き間違えて、最初の数分間、河口先生と話が噛み合わなかったのですが…(笑)。

そもそもなぜわたしが浅田栄次先生のお名前を知っていたかと言えば、大学の授業で山口県徳山出身の浅田栄次先生のことを聞いたからです。授業担当は、英語教育史の研究者である松村まつむら幹男みきお先生。河口先生は松村先生のこともよく知っておられ、親しくわたしにお声をかけていただいたわけです。

続いて、ハイミー・エスカランテ(Jaime Escalante)先生を取り上げた英語の授業を行いました。エスカランテ先生は数学の先生です。南米ボリビア出身で、ロサンゼルスの高校で数学を教えました。赴任した学校では、生徒に期待をかけていなくて、数学を教えるのは無駄という考えだったのですが、生徒の能力を信じるエスカランテ先生が数学を教えると…。
関連記事:Jaime Escalante – Person of the Year 2010 – TIME

気がつくと、ブログが長くなりましたので、以下省略です。(笑)