『目に見えないけれど大切なもの』を読みました
先日(2021年3月7日)『目に見えないけれど大切なもの あなたの心に安らぎと強さを』を読みました。著者はノートルダム清心学園理事長を務められた渡辺和子さんです。
最も印象に残ったのは、以下の言葉です。古生物学者であり、神学者のピエール・テイヤール・ド・シャルダン(Pierre Teilhard de Chardin)さんの言葉の引用です(p.98)。
人生にはただ一つの義務しかない。
それは、愛することを学ぶことだ。
人生にはただ一つの幸福しかない。
それは、愛することを知ることだ。
この引用の前後には、欠点も受け容れながら相手をタイセツにするというのが「愛」で、タイセツにされて、子どもは「自分の価値を知り、自信を持って生きてゆくことができる」(p.97)という趣旨のことが書いてありました。
人間は工業製品とは違い不揃いだからこそ、オモシロイし、お互いを認め合うことで力も発揮できるのだと思います。
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