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学ぶために英文を読む?

学ぶために英文を読む?

先日(2021年2月22日)ポッドキャスト This American Life を聴いていると、次のような言葉に出会いました。アメリカの小学3年生を教える先生の言葉です。

One of the really neat things about third grade is . . . they stop learning to read and are reading to learn.
出典:731: What Lies Beneath – This American Life

「小学3年生になると、読み方を学ぶことから学ぶために読むことに移行する」という意味です。

わたしはそんなことを考えたこともなかったので、びっくりしました。

よく考えると、日本の英語の教科書も、高校の教科書であれば、既知きちの内容が多いですが、知らないこともたまに出てきます。つまり、英文を読んで何かを初めて知るという状況が起こります。

大学入試問題であれば、知らないことに出会う頻度がぐっと増えて、負荷がさらにかかります。うめじ英語塾で授業をしていると、肌で感じることです。

大学入試対策としては、幅広い教養をつけておき、知らないことを読まないで済むようにするのがベストです。

でも実際はそんなにうまい話はないわけで、知らないことを読む練習もたくさんして「柔らかい突破力」を養うことが大切です。

実際、大学入学共通テストの英語のリーディング問題は工夫されていて、読まないと正解が見つからない良問です。だから解くのがメンドクサイ、とわたしは思います(笑)。

ともあれ、将来、進学したり就職したりして、実際に英語を使用する可能性のある人は、知らないことを学ぶために英文を読む力をつけておくと、キラリと光ることができますよ!