ムダ、ムラ、ムリを取り除く
「ムダ、ムラ、ムリ」は勉強の敵だ、とよく言われます。
「ムダ」とは、やっても意味がないことです。全ての勉強には意味があると思われるかもしれませんが、負荷がかからない勉強は力がつかないのでムダです。ウェイトトレーニングでは、自分が軽々と持ち上げられる重さで練習しても筋肉が太くなりません。全くやらないよりはいいでしょうが、時間のムダです。
「ムラ」とは、やったりやらなかったり、気まぐれな状態のことを言います。ある日突然がんばったかと思うと、突然1週間お休みし、継続できない状態です。英語の勉強はマラソンなので、常に走り続けるのが好ましいです。全くやらないよりは固めてやるほうがいいかもしれませんが、それよりも勉強ゼロの日を作らずにコンスタントに続けるのがいいです。
「ムリ」とは、できないことをやるということです。『論語』では「過ぎたるは猶及ばざるが如し」と言って、やりすぎに警告を発しています。徹夜の勉強は永久には続けられません。続けられないので、ムリはムラを誘発します。ムリは長くは続かない。結局、成果が出ないということになります。
と書きながら、自分の仕事でも「ムダ、ムラ、ムリ」が発生しないように目を光らせないといけないな、と思いました。うめじ英語塾の生徒様にも英語学習で「ムダ、ムラ、ムリ」が蔓延らないようにコーチとして気をつけようと思います。
というわけで、「ムダ、ムラ、ムリ」を排除して、業務改善、学習習慣の改善を図りましょう。
追記:英語の勉強は一生モノなので、進学したから「ハイおしまい」というよりも、ずっと続けてちょっとずつ技能を磨くという側面があります。高校のときにやり過ぎて「満腹でござります」となるより「ちょっと物足りない」ぐらいのほうが案外いいかもしれません。(笑)
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