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『[現代語訳]ベスト・オブ・渋沢栄一』を読みました

『[現代語訳]ベスト・オブ・渋沢栄一』を読みました

昨日(2020年11月4日)『[現代語訳]ベスト・オブ・渋沢栄一』を読みました。この本は、渋沢栄一(しぶさわ・えいいち)さんが書かれた文章を抜粋して読みやすく書き直したもので、下松市立図書館の蔵書です。

渋沢栄一さんは、明治維新後、日本の資本主義の礎(いしずえ)を築いた人物で、企業家として活躍し、数多くの企業を設立しました。

財務省によれば、2024年度に発行予定の新しい「一万円」紙幣の表側の肖像が渋沢栄一さんになるそうです。
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実は、山口県周防大島出身の民俗学者、宮本常一(みやもと・つねいち)さんの研究活動を支えたのが、渋沢栄一さんの孫、渋沢敬三(しぶさわ・けいぞう)さんだったので、「渋沢」という名前に反応して本を手に取りました。

渋沢栄一さんは、いとこの尾高惇忠(おだか・あつただ)さんの塾で漢学を学んだそうで、そこでは「初めて学ぶときには一字一句を暗記させるよりも数多くの本を読ませ」るという読書法だったそうです(p.104)。

うめじ英語塾でも英語の多読を行っているので、この部分にも反応してしまいました(笑)。

わたしは『[現代語訳]ベスト・オブ・渋沢栄一』を読んで、渋沢栄一さんに興味をもったので、次は関連の著書『論語と算盤』を読んで見ようと思っています。