うめじ英語塾では可変波長方式を採用しています
うめじ英語塾では英語の質問大歓迎です。
授業では生徒様から思いもよらなかった質問が出てオモシロイと思います。教材は『全国大学入試問題正解 2 英語(国公立大編)』を使っていて、質問が出るたびに「なるほど確かにこれは…」と思うわけです。自分で英文を読んだときには気づかなかった点に気づくことがあります。
先日(2020年10月12日)も問題文に”there would be knowledge lost”注1という一節があって、「there would be lost knowledgeにはならないのか」という質問が飛び出しました。分詞の形容詞的用法では、分詞1単語の場合は前から名詞を修飾するというルールがあるからです。
(注1)出典:Languages: A Very Short Introduction. By Stephen Anderson
わたしは、その場で答えられる質問にはすぐ答え、答えられなかったものについては調べてから生徒様にお伝えしています。上の質問はすぐに調べて生徒様に回答を伝えました。
うめじ英語塾では少人数で個別指導を行っているため、生徒様に合わせて説明をすることができます。これが楽しいのです。
昨日(10月13日)糸川英夫先生の『糸川英夫の入試突破作戦』を読み終えましたが、1977年に出されたこの本の中では「管理職受難の時代」という小見出しで「現代の管理者のとる道の一つ、矛盾をさける方法は配下メンバーの一人一人の周波数に対して波長を合わせる、可変波長方式を採用することである」(p.46)と書いてあります。
これは上司と部下とのコミュニケーションについて述べていますが、相手が理解しやすいように表現を変えるのは、コミュニケーションの基本です。
わたしが質問に答えるときも、生徒様の思考回路を想像しながらチューニングしています。というわけで、うめじ英語塾でも可変波長方式を採用しています(笑)。
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