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『さだの辞書』という本を読みました

『さだの辞書』という本を読みました

昨日(2020年6月8日)『さだの辞書』という本を読み終わりました。著者はシンガー・ソングライターの「さだ まさし」さんです。

下松市立図書館の蔵書で、ネットで新着資料をブラウズしていて、たまたま出会った本です。タイトルと著者名だけで予約しました。読んでみると、さださんのエッセイ集でした。岩波書店の『図書』に連載されたそうです。

この本を読んで、さださんが人との縁を大切にされている様子がよく分かります。人とのつながりが最大の宝物だ、と感じました。さださんとおばあちゃんの塩むすびの逸話がわたしには最も印象に残りました。

と、こんな書き方だと何のことかよく分からないと思いますので、実際に本を手に取って読んでいただけたらと思います(笑)。

ちなみに、わたしはこの本を読んでいて閉口したことがあります。漢字が読めないのです。

「沓」「逞しい」「繙く」

など、読めない漢字が頻出します。英語ならアルファベットを打ち込めば、意味が比較的簡単に調べられます。が、日本語だと漢和辞典に頼ることになります。

わたしはカシオさんの電子辞書(XD-M900)を使っていて、今までは漢和辞典の「部首画数(ぶしゅかくすう)」と「総画数(そうかくすう)」の組み合わせで検索していました。「沓」でしたら、部首が何か分からないので、総画数が「8画」で、辛抱強く探すわけです。

ところが、昨日は初めて気付いた電子辞書の機能があります。「部品読み」での検索です。先程の「沓」であれば、「みず」「ひ」で出てきます。「逞」は「しんにょう」「てい」、「繙」は「いと」「ばん」で出てきました。時間短縮! 感動です。

そう言えば、この電子辞書には岩波書店「広辞苑 第五版」が入っています。「目が点になる」という言い回しも載っており、『さだの辞書』ではこの表現のルーツが明かされています。「目が点になる」の収録は、さださんにとっては「事件」だったようです。

付録:「沓」くつ;「逞しい」たくましい;「繙く」ひもとく