Equity Realization Challenge
今日(2020年5月13日)のブログの内容は、完全な妄想です。
と前置きをして、
全世界の子どもたちに Equity Realization Challenge を提案します。新型コロナウイルスのために学校が休校中なので、この際、世界の子どもたちにビッグな宿題を出してはいかがでしょうか?
ちょっとググったらできるような課題がいくらできても、人工知能(AI)と人間が共存するこれからの世の中では全く通用しません。これからは、他人と協力しながら、事実を正しく認識し、正しい認識に基づいて適切な判断を行い、計画を立案して、実行に移す能力が大切です。
ということで、わたしは全世界の子どもたちに Equity Realization Challenge という、ちょっとやそっとでは解決できないハードな課題を提示します。
英語の equity というのは、「誰もが公平に同じ土俵で活躍できる状態」ということです。今の世の中は、個人の能力や努力とは無関係に、様々な条件によってあらかじめ有利や不利がある状態が存在します。残念ながら、知らないうちにそういう仕組になっています。
参考ウェブサイト;Equality vs Equity – Difference and Comparison | Diffen
そういう仕組を変えて、「誰もが公平に同じ土俵で活躍できる状態を実現する」というのが、 equity realization の意味です。
たった1日や2日の試験で測れるような学力では、この課題は解決できませんよ(笑)。全世界の子どもたちが協力して、知恵を出し合って、解決してほしい課題です。
まずは、今の世の中は誰もが公平に同じ土俵で活躍できる状態なのかという、現状分析から始めてほしいです。そもそも「誰もが公平に同じ土俵で活躍できる状態を実現する」というゴールが適正かどうかも疑ってほしいです。
ちょっと考えただけでは、わからないことばかりです。が、学校がお休みのときには、子どもたちが主体性を発揮できるチャンスです。
子どもたちは放っておいたら勉強しない、というオトナの声が聞こえてきそうですが、今の世の中は子どもたちの好奇心とやる気を奪うような仕組になっちゃってるかも、とこの際疑ってほしいです(笑)。
おっと、話をもとに戻しましょう、
世界の子どもたちの皆さん、時間がたっぷりある今、 Equity Realization Challenge に取り組んでみてください。わたしは期待しています!
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