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TIME(2020年3月16-23日号)を読んでいます

TIME(2020年3月16-23日号)を読んでいます

現在(2020年3月17日)、英文雑誌TIME(2020年3月16-23日号)を読んでいます。

今回のTIMEは「その年の女性100人 (100 Women of the Year)」という特集号です。今年(2020年)はアメリカ合衆国で女性参政権(women’s suffrage)が認められた1920年から100年目に当たるそうです。そんなわけで、特集が組まれ、1920年から2019年までの100年のそれぞれについて、世界に最も影響を与えた女性を選んで「その年の女性」ということで記事が書かれています。

参考までに、日本で女性参政権が認められたのは1945年らしく、それまでは女性は選挙で投票することができなかったということになります。選挙で投票できないと自分の意見を代弁してくれる人を選べないので、政治(=社会の仕組づくり)に自分の意見が反映されず、不当な不利益を被ります。

さて、TIMEの記事(p.28)によれば、アメリカ合衆国で1920年に認められた女性参政権の「女性」には、先住民や有色人種の女性は含まれず、全ての女性が投票できるようになったのは、1965年に投票権法(Voting Rights Act)が成立するのを待たねばならなかったそうです。

ところで、今回のTIMEには、日本人では、国連難民高等弁務官を務められた緒方貞子(おがた・さだこ)さんが「1995年の女性」ということで登場します。記事(p.80)によれば、緒方さんは UNHCR (国連難民高等弁務官事務所)を率いた唯一の日本人で、最初の女性とのことです。就任直後の1991年にイラクのクルド難民を救済するために、イラクとトルコの国境にヘリコプターで出向き、難民の方々から直接状況を聞いたともあります。
関連ウェブサイト:第8代国連難民高等弁務官 緒方貞子|国連UNHCR協会

そんなわけで、現在、この合併号を読み進めていて、残り35ページです。