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『キレる女懲りない男―男と女の脳科学』を読みました

『キレる女懲りない男―男と女の脳科学』を読みました

昨日(2020年2月6日)に続いて、本日もわたしの読書日誌に付き合っていただき、ありがとうございます(笑)。早速『キレる女懲りない男―男と女の脳科学』を読みました。

なんだかすごい本を読んだ気がします(笑)。

著者は一昨日読んだ『人間のトリセツ: 人工知能への手紙』を書かれた黒川伊保子(くろかわ・いほこ)さんです。『人間のトリセツ』には、脳の感性モデルは「プロセス指向共感型」と「ゴール指向問題解決型」の2つだけ (p.134) とあり、黒川さんは前者を「女性脳」、後者を「男性脳」の特性だと書かれています。

黒川さんは人工知能の研究者で、研究過程で「女性脳」と「男性脳」の特性にスポットライトを当てざるを得なかったため、それぞれの脳の差異に興味をもたれたようです。

「女性脳」と「男性脳」ではコミュニケーションの目的や方法が異なるので、家庭や職場でそれぞれの特性に合わせたやり方をすれば意思疎通が円滑になるし、また、うまく行かない理由も理解できる、という趣旨のことを書かれています。

わたしの素直な感想では、この本を読んだからといって翌日からコミュニケーションのエキスパートにはなれないかも知れませんが、「女性脳」と「男性脳」の特性に差異があることを知っているだけでも、いたずらに袋小路に入り込んだり、不用意に地雷を踏んでしまったりすることを避けることができ、2種類の脳がより気持ちよく意思疎通ができる気がしました。

これはわたしがうめじ英語塾で生徒様や保護者様に接するとき、そして、家庭でも同じです。今までの至らなかった点は素直に反省いたします。ごめんなさい。

ちなみに、著者の黒川さんによれば、「女性脳」と「男性脳」の差異は、右脳と左脳をつなぐ脳梁(のうりょう)の太さに起因するそうです。「女性脳」の方が、脳梁が太く、右脳と左脳の連携が密接なんだそうです。

わたしは、ご飯を食べるときには左手で箸(はし)を持ち、字を書くときには右手でペンを持つので、自分の脳ミソはどうなっているのだろうと考えてしまいます(笑)。

さて、このような話に興味があるかたは、『キレる女懲りない男―男と女の脳科学』のご一読をオススメします。