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一喜一憂を考える

一喜一憂を考える

「一喜一憂(いっきいちゆう)」という言葉がある。自分の身の回りや自分に起こることについて、その都度いちいち喜んだり憂(うれ)いたりするという意味である。

つい最近も、英検の一次試験があり、現在結果待ちの状態である。合格すれば喜ぶし、そうでなければ憂うのではないかと思う。

一般に、一喜一憂は良くないことだと言われることが多いように思う。例えば、受験生がよく耳にするのは、「模試の結果に一喜一憂してはだめだよ」というような発言だ。

でも、人間だから、一喜一憂は当然だ。嬉しいときには喜びたいし、悲しいときには憂いたい。模試で少しでも成績が上がれば、わたしなら結果を拡大コピーして心から喜びたい。ガッツポーズも出るだろう。その気持ちを押し殺すほうが不健康な気がする。嬉しいときには笑うべきだし、悲しいときには泣くべきだ。

ただし、問題なのは、一時の結果にいつまでも執着することだ。いつまでもその余韻に浸(ひた)るのは前進の妨げになる気がする。一喜一憂のあとは、気持ちを切りかえて、次の一歩を踏み出したい。そうやって、感情をコントロールできるようになれば、次の展開がある。

言うは易く行うは難し。やはり、修行は続く。(笑)

※昨日(2019年10月11日)に続いて、今回も「である調」で書いてみました。