O. Henry 恐るべし
うめじ英語塾の梅地哲郎です。つい最近(2019年7月12日)、アメリカの作家 O. Henry の作品を読んで、打ちのめされました。実は、英文週刊誌TIMEが休刊で、少し時間に余裕があったので、その辺に置いてあった O. Henry の短編集を手にとって、何も考えずに開いたページの作品の冒頭から読むことにしたのです。
作品名は The Shamrock and the Palm です。ウェブ検索すると出てきたので、以下にリンクを貼っておきます。
作品へのリンク:The Shamrock and the Palm
一応最後まで読んで話の大筋はつかめたですが、最初の10行で「何じゃこりゃ?」という単語や表現で行列ができてしまいました。例えば、the gratings of Avernus / the aspersion of alien things / the undress uniform / prated feebly of cool water to be had in the cucumber- wood pumps of Dalesburg など。物語冒頭の舞台設定の部分なのですが、読めた部分だけをつなぐと、アタマの中でぼんやりとした映像にしかなりません。
O. Henry は英語の教科書にも After Twenty Years などの作品が載っている作家で、身近に感じていたのですが、表現も豊かで、わたしにはちょっと高い山に思えました。英米文学の研究者の先生方は偉大です。尊敬いたします。
というわけで、今からもう一度 The Shamrock and the Palm にアタックします。(笑)
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