『なぜ「教えない授業」が学力を伸ばすのか』を読みました
『なぜ「教えない授業」が学力を伸ばすのか』を読みました。先日『英語ネイティブ脳みそのつくり方』を紹介していただいた先生に次に薦めていただいた本です。下松市立図書館で借りました。
著者は、東京都立両国高等学校・附属中学校主幹教諭(2016年出版当時)の山本崇雄先生です。
生徒を「信頼する」生徒に「任せる」という土台の上で、生徒の成長を「見守りながら待つ」という山本先生の基本姿勢に共感します。
うめじ英語塾でもわたしがホワイトボードにずっと字を書いて、生徒様がそれを写すという授業場面はあまりありません。どちらかと言うと、わたしが教えすぎて生徒様の思考の邪魔にならないように気をつけています。
最初は時間がかかるかもしれませんが、「英語って自分で考えたらわかった」「英語ってオモシロイね」「英語って楽しいな」と生徒様に思ってもらえれば、わたしの仕事の半分以上は終わりです。残りの隠し味は…企業秘密です。(笑)
「過ぎたるは猶(なお)及ばざるが如(ごと)し」という言葉があります。わたしも教えすぎないように気をつけたいと思った一冊でした。
【2019年7月11日追記】NHKラジオの「聞き逃しサービス」で、2019年7月10日(水)に放送された山本崇雄先生のお話を聴くことができます。2019年9月10日(火) 午後8:00配信終了です。
リンク:https://www.nhk.or.jp/radio/player/ondemand.html?p=4774_01_29224
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