うめじ英語塾のソンザイイギとは?
うめじ英語塾の教室という器(うつわ)や契約書という約束事の準備に4月を費やしましたが、これらの作業が一段落し、現在、うめじ英語塾の目的、意義を明確にしたいと考えています。
まだ、開業前なので「走りながら考える」ことも大切だと思いますし、同様に「走りだす前に少しは考える」ことも大切だと思います(笑)。ということで、少しだけ考えてみます。
うめじ英語塾は、営利組織なので、お金をもうけることは最低限必要です。利益が出れば、サービスや設備を良くしたり、仲間を募って組織を大きくし、より多くのお客様にサービスを提供するということができます。そもそも、利益が出ないと続けられないので、お客様に迷惑がかかります。
しかし、お金をもうけるだけでは多くのお客様の支持を得ることもむずかしいでしょうし、そんな塾には自分でも行きたくない気がします。
そう考えると、うめじ英語塾の目的は、お客様にも、仲間にも、そして、自分にも胸を張って言える目的でなくてはなりません。
まず、うめじ英語塾では「楽しい」や「好き」がキーワードになる気がします。先日、教え子の皆さんにクチコミの寄稿を依頼したところ、「授業が楽しい」とか「英語が好き」とか書いてくださる方が多く、わたしも本当に嬉しかったです。
わたし自身、英語をちゃんと勉強し始めたのは中学生のときで、今でも相変わらず勉強しているので、一つには「諦(あきら)めの悪さ」←ここ少し笑うところです、そして、もう一つには「楽しい」「役に立つ」「オモシロイ」といった続けるワケがあるのだと思います。
また、うめじ英語塾は大学受験が最終ゴールではない気もします。これは、教え子の皆さんのクチコミからあぶり出された別の観点なのですが、高校卒業後も英語に興味を持っていただいているという点です。最近は大学等に進学してもTOEIC等の英語の検定試験が待ち構えているので、英語学習を続けないといけないという状況もあるとは思いますが、何かそれ以上のものを感じます。
うめじ英語塾でももちろん受験指導を行いますが、入試問題を解くテクニックを教えて「大学に合格しさえすればいい」では物足りません。つまり、「大学に合格したのでもう英語は勉強しなくていい」ではなくて、「大学に合格してもさらに続けて英語を学びたい」と思っていただけるような基盤作りをめざしたいと思います。
さらに、別の観点から付け加えると、そもそも勉強の目的が自分の合格のためだけでは本当の力が出ません。合格も大切なのですが、誰かの幸せのためと考えるほうが、とてつもない力が出るような気がします。ある時、わたしは高校生が「わたしは震災からの復興に貢献したいので大学に行って勉強します」と言っている場面に出くわしました。その高校生の志の高さに驚き圧倒されました。でも、最初は、自分が合格したら家族が喜ぶでもいいのかなあと思います。
わたし自身も学校で仕事をしているときは、「この仕事をすれば担任の先生が楽になる」とか「◯◯先生には数学の課外授業をしてほしいから、この仕事は自分がやっつけて、◯◯先生の時間を捻出(ねんしゅつ)する」とか考えていました。そうすると、仕事を途中で投げ出したり、いい加減な仕事をしたりできなくなります。(これはお互い様で、職場では笑顔で相互支援が基本です。)
もしここまでお読みくださった方がいらっしゃったら、わたしの独り言にお付き合いくださり、ありがとうございました(笑)。そんな訳で、わたしは現在うめじ英語塾の目的、意義を考え中です。
最後に、ここまで読んでくださったみなさんだけに正直に告白しますが、最もよく分からないのが値決めです。お客様が喜んで払ってくださる値段で、かつ、うめじ英語塾の発展にも寄与する適正な値段。現在、こちらも思案中ですので、理想を夢見るバカな英語楽習塾「うめじ英語塾」を温かく見守っていただけたらと思います(敬礼+笑)。
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