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『この骨董が、アナタです。』を読みました

『この骨董が、アナタです。』を読みました

先日(2025年8月11日)『この骨董が、アナタです。』を読みました。著者はコピーライターの仲畑なかはた貴志たかしさんです。下松市立図書館の蔵書です。

実は、『頭のいい人が話す前に考えていること』という本を読んだ際、その中で引用されていたため借りたのですが、内容は「頭のいい人が話す前に考えること」とは直接関係なく、骨董を愛する仲畑さんのユーモアあふれるエッセイ集でした。

小説でもビジネス書でもない、愉快なエッセイなので油断して読んでいたら、ツボにハマってしまい、腹の底から笑ってしまった場面がありました。ちなみに、「味付け(その二)」のpp.158~159(単行本)です。

要するにこの本は、骨董が好きで好きで仕方ないあまり、あたまがかーっとなって、れいせいさをうしない、わけわからん状態になったご自身の様子を、仲畑さんが俯瞰ふかんしながら描写している、そんな一冊です。

欲や衝動に突き動かされて平常心を失う一面は、骨董の趣味に関わらず、誰にでも多かれ少なかれあるものです。妙に共感しながら、わたしはこの本を読みました。

さて、わたしは1年間で英文雑誌のTIMEも含めて100冊の本を読むプロジェクトを自主的に行っていますが、『この骨董が、アナタです。』が今年(2025年)の62冊目になりました。

本日(8月19日)も積極的な氣持ちでがんばります!(笑)