『世界は贈与でできている』を読みました
一昨日(2024年3月23日)『世界は贈与でできている―資本主義の「すきま」を埋める倫理学』を読みました。著者は、教育者・哲学研究者の近内悠太さんです。山口県立山口図書館の蔵書です。
この本を読んだのは、先日(3月3日)読んだ『お金のむこうに人がいる 元ゴールドマン・サックス金利トレーダーが書いた 予備知識のいらない経済新入門』という本に登場したからです。
『世界は贈与でできている』で、近内さんは、まるでシャーロック・ホームズ(Sherlock Holmes)の謎解きのように、一見すると関連のないヒントを巧みに組み合わせることで、そのタイトルの意味を解き明かします。世界が贈与でできていることに氣づける観察眼を養うと、幸せになれると思いました。
また、贈与でできている世界が決して当たり前ではなく、みんなが黙々と協力することで実現している、ということにありがたさを感じます。その一方で、戦争は贈与の蓄積を意図的に破壊する行為です。だからこそ、人々に与えるダメージが大きい……。
さて、わたしは1年間で英文雑誌のTIMEも含めて100冊の本を読むプロジェクトを勝手に行っていますが、『世界は贈与でできている』が今年(2024年)の23冊目になりました。
本日(3月25日)も積極的な氣持ちでがんばります!(笑)
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