シャンパン・フルートってどんな楽器?
先日(2022年10月8日)英文雑誌のTIME(2022年10月10日-17日号)を読んでいたら、”smashing a champagne flute on their head” という表現が出てきてました。読んでいたのは、アメリカの音楽家、マシン・ガン・ケリー(Machine Gun Kelly)さんについての記事です。
関連ウェブサイト:Machine Gun Kelly Is on the TIME100 Next 2022 List | TIME
シャンパン・フルートは楽器のフルートの種類だと思ったので、「頭でシャンパン・フルートを割る」のか「シャンパン・フルートで頭を割る」のか見当もつかず、早速、辞書を引きました。
ところが、champagne と電子辞書に入力しても、「平野、平原」という訳語しか出てきません。よく見ると、綴りを間違えています。わたしが入力していたのは、champaign。キャンペーンというときの campaign に h を加えたらシャンパンになると思い込んでいました。
そこで、champagne flute をグーグル検索すると、飲み物のグラスの画像が出てきます。
関連ウェブサイト:champagne flute – Google Search
さらに調べると、フルートは楽器ではなくて、シャンパン用の細長いグラスのことでした。楽器もグラスも同じスペリングです。
関連ウェブサイト:flute | meaning of flute in Longman Dictionary of Contemporary English | LDOCE
ちなみに、シャンパン(champagne)もキャンペーン(campaign)も英語で発音すると、シャムペイン、キャムペインのようになって、スペリングは異なっても韻を踏みます。
ついでに、シャンパン原産地のフランス語で champagne をどう発音するのかというと、YouTube に動画がありますので、ぜひそちらをご覧ください。シャムパーニュのように聞こえます。
関連動画:How to Pronounce Champagne? French Wine Pronunciation – YouTube
それでは、”smashing a champagne flute on their head” とは「頭でシャンパン・フルートを割る」のか「シャンパン・フルートで頭を割る」のかという問題に戻りますが、ネットで調べると、マシン・ガン・ケリーさんに両方の事態が発生していました。
今回は「シャンパン・フルート」にも「マシン・ガン・ケリー」にも初めて出会ったので、完全に迷子になってしまいました。少しのことにも常識はあらまほしきことなり、と思うわけです。
本日(10月11日)も積極的な氣持ちでがんばります!(笑)
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