『あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。』を読みました
先日(2022年8月1日)『あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。』という小説を読みました。作者は汐見夏衛さんです。周防大島町立橘図書館の蔵書です。
この本を読んだのは、うめじ英語塾で課題にしている英作文がきっかけです。
「好きな本や映画は何ですか? エッセイを通して、他の人にそれを読んだり見たりするように説得してください。答えを英語で100語で書いてください」という課題で、ある生徒様の英作文を読んで、早速、図書館で借りて読んでみました。
『あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。』には、第二次世界大戦末期の特攻の話が出てきます。特攻というのは、人間のパイロットが戦闘機を操縦して、戦闘機もろとも敵の艦船に体当たりをして撃沈を狙うという作戦です。無論、パイロットは死ぬことを覚悟して出撃せざるを得ません。
あとがきによれば、著者の汐見さんは鹿児島県のご出身で、知覧町にある、知覧特攻平和会館を学校行事で訪れたことがあるそうです。わたしも知覧特攻平和会館に行ったことがあります。熊本県出身の友達が勧めてくれたからです。
関連ウェブサイト:知覧特攻平和会館 | TOPページ
1945年(昭和20年)の8月から77年。『あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。』を読んで、当時に思いを馳せるとともに、現在起こっている戦争のことを考えると、平穏な日常のありがたさを感じます。
うめじ英語塾での英作文の課題が知覧に結びつくとは思いもよりませんでした。この本を紹介してくれた生徒様に感謝しています。
本日(8月4日)も積極的な氣持ちでがんばります!(笑)
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