Resolution ー ベンジャミン・フランクリンの第4の徳目
先日(2022年5月14日)『運命を拓く×心を磨く中村天風』という本を読んでいたら、ベンジャミン・フランクリン(Benjamin Franklin)の13の徳目に出会いました(前掲書 pp.141-143)。ベンジャミン・フランクリンはアメリカの政治家で、避雷針(lightning rod)を発明したことでも有名です。
13の徳目の出典は『フランクリン自伝(The Autobiography of Benjamin Franklin)』です。列挙すると、以下のようになります。
参考文献:The Project Gutenberg eBook of “Autobiography of Benjamin Franklin.”
Temperance, Silence, Order, Resolution, Frugality, Industry, Sincerity, Justice, Moderation, Cleanliness, Tranquility, Chastity and Humility
節制、沈黙、秩序、決断、質素、勤勉、誠実、正義、中庸、清潔、平静、純潔、謙虚
全部で13項目あるので、全てを同時に意識するのは難しいため、ベンジャミン・フランクリンは毎週1つに重点を置き、13週で1周し、1年間(52週)で4周する計画を立てて実行したとのことです。
先日(5月15日)から、毎週日曜日に自分宛てにメールでリマインダーが来るように設定して、月曜日から意識する徳目がわかるようにしています。今週の目標は、第4番目の「決断」です。
4. RESOLUTION. Resolve to perform what you ought; perform without fail what you resolve.
4. 決断。すべきことを実行すると決断する。決断したことは必ず実行する。
これまで「節制、沈黙、秩序」と週替りで徳目が巡ってきました。今週は「決断」です。英語で resolution と言えば、New Year’s resolution (新年の抱負)を思い出します。やると決めたらやる。というのが、今週の目標です。
本日(5月30日)も積極的な氣持ちでがんばります!(笑)
関連動画:The Resolute Desk – YouTube
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