『オードリー・タン 母の手記「成長戦争」 自分、そして世界との和解』を読みました
昨日(2022年5月25日)『オードリー・タン 母の手記「成長戦争」 自分、そして世界との和解』を読みました。著者は、台湾在住の編集・ライター、近藤弥生子さんです。
この本では、台湾のデジタル担当大臣であるオードリー・タンさんのお母様、李雅卿さんが書かれた手記『成長戦争』を日本語に翻訳して紹介するとともに、その手記が書かれた背景が書かれています。
オードリー・タンさんに関する本を先月(4月)から読みはじめて、『オードリー・タン 母の手記「成長戦争」 自分、そして世界との和解』が7冊目になりました。
今回印象に残った言葉は2つあります。まずは、
子どもが必要とする教育は一人ひとり違う (p.95)
です。日本の高校では、同時に授業を受ける生徒数は、1クラス40人が標準になっています。率直に言って、40人の生徒に1人の先生が同時にきめ細かい教育をするのは不可能です。日本の人口減少をチャンスと捉えて、20人を上限とするようなルール改正をすべきだと思います。
参考資料(1):高等学校設置基準 | e-Gov法令検索の第七条を参照
参考資料(2):学級編制及び教職員定数に関する資料 – sankou002.pdf
もう1つ印象に残った言葉は、
生命是永遠的自我探索 (p.246)
です。オードリー・タンさんが10代の頃に書かれた詩『天風』の一節です。「人生は自己の永遠の探求である」という意味です。わたしも自我探索中です。
参考ウェブサイト:新新聞》一九九五年,當唐鳳還是唐宗漢時-風傳媒
さて、わたしは1年間で英文雑誌のTIMEも含めて100冊の本を読むプロジェクトを勝手に行っていますが、『オードリー・タン 母の手記「成長戦争」 自分、そして世界との和解』が今年(2022年)の43冊目になりました。
本日(5月26日)も積極的な氣持ちでがんばります!(笑)
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