Less Is More

一昨日(2022年1月20日)、島しま精機せいき製作所の創業者で発明家、島しま 正博まさひろさんが主人公の半生記、『世の中にないものをつくれ! 島精機製作所フィロソフィー』を読んで、島さんの氣力、知恵と工夫に感銘を受けました。

読みながら思ったのが、モノは無いほうが、知恵や工夫を凝こらすチャンスが増えるということです。

モノが無いから懸命に考える。知恵を絞る。工夫する。

無いものと言えば、「時間が無い」とよく言われます。集中していないと、時間がどんどん無くなります。例えば、本の同じ箇所を何度も読み返したり、ポッドキャストの同じ箇所を何度も聴き返したりします。こんなんじゃ、いくら時間があっても足りません。

時間が無いから集中する。「今、ここ」を大切にする。時間が無いからこそ、成就じょうじゅすることが増える。まさに、

Less is more.

と書き終えたので、『世の中にないものをつくれ! 島精機製作所フィロソフィー』の最後の390ページから425ページまでを、もう一度、集中して読み直そうと思っているわけです(笑)。