『わが盲想』を読みました
一昨日(2021年6月12日)『わが盲想』という本を読みました。
先日(6月8日)読んだ『日本語とにらめっこ 見えないぼくの学習奮闘記』の著者、モハメド・オマル・アブディン(Mohamed Omer Abdin)さんが書かれたエッセイ集です。
アブディンさんはスーダン出身で、現在(2021年4月)参天製薬株式会社に勤務しながら、東洋大学国際共生社会研究センター客員研究員として研究活動をされているそうです。
『日本語とにらめっこ 見えないぼくの学習奮闘記』は今年(2021年)出版された近著ですが、『わが盲想』は2013年の本です。
ちなみに、アブディンさんは目が見えません。12歳のときに視力を失い、日本語を学び始めたのはスーダンで大学生になってからで、19歳で日本に留学される少し前のことです。
『わが盲想』を読むと、アブディンさんが日本語を相当勉強されたこともうかがい知ることができます。また、幾多のピンチを乗り切って、ちょっとずつご自身のゴールに近づいていく様子もわかります。その上、ユーモアたっぷりの書きぶりで、楽しく読めました!
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