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『今日すべきことを精一杯!』を読みました

『今日すべきことを精一杯!』を読みました

先日(2020年12月5日)『今日すべきことを精一杯!』を読みました。下松市立図書館の蔵書で、著者は日野原ひのはら重明しげあき先生です。日野原先生は医師で、せい路加るか国際病院で長年勤務されました。2017年に105歳で亡くなられました。

ここ最近、日野原先生の本をよく読んでいます。12月1日には『生きかたの選択』、12月4日には『生きかた上手』、そして、12月5日には『今日すべきことを精一杯!』

日野原先生の本を読んでいくと、日野原先生は医師のウィリアム・オスラー(William Osler)博士をご自身のロールモデル(role model)、すなわち、見習うべき人物像にされたことがわかります。『今日すべきことを精一杯!』には、戦後に日野原先生が進駐軍の米国軍医からオスラー博士の『平静の心』という著書をもらった経緯が書いてあります(pp.60-62)。

また、脳神経外科医のハーヴェイ・クッシング(Harvey Cushing)博士の書かれた『ウィリアム・オスラー卿の生涯』という本にも出会われて、1946年(昭和21年)に読まれたそうです(p.62)。

調べてみると、どちらの著書もインターネットで原書を読むことができます。
※『平静の心』:Aequanimitas : Osler, William, Sir, 1849-1919 : Free Download, Borrow, and Streaming : Internet Archive
※『ウィリアム・オスラー卿の生涯』:The Life Of Sir William Osler -vol-i St : Harvey Cushing : Free Download, Borrow, and Streaming : Internet Archive

日野原先生は1911年のお生まれなので、これらの本に出会われたのは30代なかば。日野原先生は、読書を通して、オスラー博士という良き師に出会い、オスラー博士の思想を吸収されたことが分かります。

わたしも日野原先生に出会えて良かった、と思うわけです。