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物事は意外に単純だが…

物事は意外に単純だが…

現在(2020年6月4日)、アメリカ人の小説家スティーヴン・キング(Stephen King)さんが書いた On Writing という本を読んでいます。題名を日本語にすると『書くことについて』です。

手もとにあるペーパーバックは355ページで、現在262ページを読んでいます。

実は、読んでいて驚くとともに納得したことがあります。

作家になるには、「たくさん読んで、たくさん書くこと (read a lot and write a lot)」というスティーヴン・キングさんのアドバイスです(p.164)。

当たり前なんだけど、ハードなんですよ、これが。

具体的には、英語で毎日2,000語書く。最初は、毎日1,000語から始め、週休1日可なり、という処方です(p.178)。

高校の英語の教科書は1課が約500語なので、毎日2課、1週間で1冊の教科書の本文を書くようなペース。年間で50冊以上書く勢いです。

ふと、作家の松本清張先生が常に机の前に座って書いておられたという逸話を思い出しますが、それができるから、プロになれるのだと思います。

物事は意外に単純だが、ヒビのケーゾク、日々の継続、これを忘れちゃいかんと思ったわけでございます。