腹八分目がいい…勉強も
健康のためには、食事は「腹八分目がいい」とよく言われます。つまり、胃袋がパンパンになるまで食べ過ぎるのは健康に良くない、ということです。
勉強も然りで、脳ミソがパンパンになるまで知識を詰めすぎるのは、長期的に考えると、効果的ではない気がします。勉強が嫌いになるからです。
特に、英語は習得するのに時間がかかるので、教える立場としては、嫌いになられたらオシマイだ、とわたしはいつも思っています。
教え過ぎは百害あって一利なし、とまでは言いません。たまには、積極的に教えなければならない場面もあるでしょうし、脳ミソがパンパンになるまで詰め込まなければならない状況もあるからです。
しかし、学習においては、学習者の好奇心や向上心が最も大事です。「なぜだろう」「もっとやりたい」と思ってもらえたら、自然に学習時間も増えて、成績も上ります。教える方は教えすぎず、学ぶ方も詰め込みすぎず、「もうちょっと」の余裕をあえて残したほうが長続きします。
そんなことをふと考えながら、学年末のこの時期を過ごしています。ちなみに、「好奇心」は英語で curiosity と言います。さて、「向上心」は英語で何と言うでしょう? 気になる方はどうぞ調べてみてください。(笑)
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