ボーキャクキョクセンニツイテカンガエル
英語学習と言えば、英単語の暗記を思い浮かべる方も多いと思います。そこで今回は「忘却曲線(ぼうきゃくきょくせん)」をテーマに書きます。
「忘却曲線」と言えば、「エビングハウスの忘却曲線」が有名です。ちなみに、エビングハウス(Ebbinghaus)は人名で、ドイツの心理学者ヘルマン・エビングハウスの名前から来ています。また、忘却曲線は英語では the forgetting curve と言うようです。「忘却曲線」でググってみると、いろいろなウェブサイトで説明がありました。
ざっくり忘却曲線の説明をすると、覚えたことは時間の経過とともに忘れてしまうが、復習することで最初に覚えたときよりも短時間で覚えることができるというものです。
まずは、英単語は一度は覚えましょう。特に、受験生は①英語から日本語、②日本語から英語、③発音、④スペリング、実際に声に出して、手で書いて、正しく記憶できたか確認しながら覚えましょう。「覚えたかも知れない」や「覚えたに違いない」では不十分で、一度は「覚えた」という状態に達することが大切です。
次に、一度覚えた単語は時間を空けて復習しましょう。忘れるのは全く問題ありません。復習しないことが問題です。うめじ英語塾ではじゃんじゃん英文を読んでいるので、同じ単語が何度も出てきます。単語テストをしてみると、たくさん英文を読んだ生徒様ほど、覚えるのが速く正確になっています。まさに「復習することで最初に覚えたときよりも短時間で覚えることができる」のだなあと、実感する瞬間です。
最後に、覚えた単語は使いましょう。忘却曲線とは直接関係ありませんが、覚えた英単語を使って話したり、書いたりすることで、単語を別の角度から復習できます。大学入試に出ないから話さない、書かないというのは短絡的で不合理なやり方です。覚えた英単語を使って表現することで、語彙の定着が促進されます。
このように「覚える→復習する→使う」を意識しましょう。英単語の攻略、一緒にがんばりましょう!
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