道具は大切!
最近、「道具は大切!」と思うことがしばしばあります。
うめじ英語塾の関連で言えば、業務で使っているコンピュータ。実は、スピードが若干遅いので、待つことがしばしばあります。特に、プログラムを同時に何個も立ち上げて作業すると、サクサク動いてくれると助かるのにと思わないでもありません。ルーティーンの業務であれば、なおさらそう思います。
勉強の道具も大切です。英語であれば、辞書なのですが、最近は、紙の辞書、電子辞書、ネットの辞書を使うことができます。これは本当にありがたいことで、江戸時代(←突然ですが…笑)の人が見たら腰が抜けるほど便利です。個人の好みもあるでしょうが、これら3つのモードを使い分けて、英語学習の効率化を図りたいものです。
上記の「江戸時代の人が見たら腰が抜ける」に関する余談ですが、大阪に江戸時代のオランダ医学者である緒方洪庵さんの適塾があります。ずっと前に見学に行ったことがありますが、そこには「ヅーフ部屋」というのがあって、塾生たちは1冊しかない蘭和の「ヅーフ辞書」をなんと筆写したそうです。それしか方法がなかったからできたのかも知れませんが、ものすごいエネルギーです。
さて、辞書は便利なのですが、道具に使われないようにすることも大事です。例えば、英語の辞書の場合、単語の意味を調べるのと同時に、特に受験生は必要な単語を覚えることも忘れないでください。持っていて安心、調べてオシマイ、ではなくて、英単語を覚えるために辞書をどう使うかも工夫のしどころです。
わたしは英文を読むときには電子辞書がメインで、調べた単語は全て単語帳に書いています。一方、授業では全体像が見渡せて説明にも便利な紙の辞書を使っています。例文も紙の辞書の方が見やすいです。さらに、単語の微妙なニュアンスは英英辞典で調べると分かりやすいですし、動植物、建築、料理などに関する単語は見たほうが分かりやすいのでネットで画像検索するときもあります。
どんな道具でも使えば使うほど体に馴染(なじ)んで使いやすくなります。道具と友達になりましょう。(笑)
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