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『吉田松陰―吟遊詩人のグラフィティ』を読みました

『吉田松陰―吟遊詩人のグラフィティ』を読みました

昨日(2019年11月24日)『吉田松陰よしだしょういん吟遊ぎんゆう詩人のグラフィティ』を読みました。下松市立図書館でたまたま見つけた吉田松陰先生の伝記です。子どもにも読めるように、漢字には全てふりがなが付けてあります。

同書の奥付おくづけによれば、著者の古川ふるかわ かおるさんは、山口新聞編集局長を経て文筆活動に入られたそうで、1991年には『漂泊者のアリア』で第104回直木賞を受賞されています。

松陰先生の至誠しせい、国を思うこころざし、そして、その情熱が門下生に与えた影響についてつぶさに読むことができて、心を打たれました。

読んだばかりで頭の中が整理できていませんが、この本を通して、松陰先生の人物像に触れることができ、著者の古川さんに感謝しています。

なお、あとがきによれば、『宝島』や『ジキル博士とハイド氏』の著者であるロバート・スティーヴンソン(Robert Stevenson)も松陰先生について評伝を書いているそうです。ネットで調べて見ると、National Library of Scotland の提供する以下のリンクから原本を読むことができます。
リンク:YOSHIDA-TORAJIRO (pp. 165-181)