原 辰徳監督のコメントに感動しました
先日(2019年9月21日)、日本のプロ野球セントラル・リーグで読売巨人軍がリーグ優勝を決めました。優勝後の記者会見の模様をYouTubeの動画で見たのですが、原 辰徳監督のコメントに感動しました。
その場には、坂本勇人、岡本和真、菅野智之、丸佳浩の4選手も同席されていて、冒頭の原監督へのインタビューの後、3番目の選手として菅野投手がインタビューされます(動画で9分00秒の位置)。
インタビューの応答を聞いていると、選手会長でもある菅野投手は今シーズンの優勝にかける思いが人一倍強かったことがわかります。その一方で、ご自分では全く納得いかない成績だったようで、「悔しい」「何一つ貢献できていない」「(後輩の投手が活躍する中で)僕はなんもしてないんですけど」という言葉が出てきました。
菅野投手の「僕はなんもしてない」の発言の直後、原監督がインタビューに割り込んで、コメントされます。「なんもしてなくないですよ」(動画で10分53秒の位置)。続いて、いかに菅野投手が苦しい中で一度も弱音を吐かずに、諦めずにここまで頑張ったかを記者団に説明されます。
たった20秒あまりですが、菅野投手の心に響く原監督の言葉でした。頑張る人の頑張りを認める。結果が全てのプロの世界で、結果以上の貢献を認める。心で話す。原監督のチームがなぜ強いかの理由の一端が分かった気がします。
わたしはそんなに感動しない質ですが(笑)、原監督の言葉に心を打たれました。わたしも言われたら嬉しいし、また、うめじ英語塾の生徒様にもそういう言葉がかけられるような指導者になりたいと思いました。
ぜひ記者会見の動画を一度ご覧ください。
読売ジャイアンツ セ・リーグ優勝記者会見 (10分27秒の位置から)
- 前の記事
英文エッセイを音読してみました 2019.09.25
- 次の記事
TIMEの気候変動特集を読みました 2019.09.27