英文エッセイの読みやすさを計測してみました
別に暇だったわけではありませんが(笑)、先日書いた英文エッセイ My Old Pair of Shoes の読みやすさのレベルを計測してみました。
うめじ英語塾でハードな大学入試問題をいつも読んでいる生徒様にホッとできる英文が提供できたのか興味があったからです。
今回使ったのは Automatic Readability Checker という、読みやすさのレベルを無料でチェックできるウェブサイトです。このウェブサイトを使えば、想定している読者にとって英文が読みやすいかどうかを調べることができます。
というのが、わたしたちだって、日本語で読む新聞記事が小林秀雄の評論レベルだったりすると、容易に理解できません。最悪の場合、誰も読めないので売れない新聞ということになってしまいますよね。
コミュニケーションは相手があってこそ成り立つので、英語圏でもウェブサイトの文章や宣伝等で英文を書く際に読みやすさのレベルに気を遣(つか)うということだと思います。
さて、上記のウェブサイトは、読みやすさのレベルの7つの計算式を用いて、それらを平均して、英文がどのくらい読みやすいかを教えてくれます。基本的には、文章、単文、単語の長さが長ければ長いほど、ハードになります。
早速、 My Old Pair of Shoes の読みやすさのレベルを測ってみると、英文のレベルは「5年生」「読みやすい(easy to read)」という判定でした。
試しに、実際に読んでハードだと思った大学入試問題の読みやすさのレベルを測ってみると、「12年生」(高校3年生)で、「読むのがかなり難しい(fairly difficult to read)」という判定でした。さもありなん。
うめじ英語塾の生徒様は、自分と同年代のネイティブ・スピーカーが読むのと同じレベルの英文を読んでいることになります。たまには「5年生」レベルの英文でホッとしてもらうのも一興(いっきょう)だと思いました。(笑)
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