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英単語へのアプローチ

英単語へのアプローチ

次の英文はわたしが書いたものですが、意味がわかりますか。

If you don’t know the words used in a certain passage, the effect it has on your overall comprehension is analogous to that of reading a redacted text.

知らない単語があると、読解がかなり苦しいです。仮に certain, passage, overall, comprehension, analogous, redacted を知らなかったとして、取り消し線をつけてみます。

If you don’t know the words used in a certain passage, the effect it has on your overall comprehension is analogous to that of reading a redacted text.

でも実際に読む際は、黒で塗りつぶされたのと同じ効果があります。

If you don’t know the words used in a certain passage, the effect it has on your overall comprehension is analogous to that of reading a redacted text.

こうなると全く英文の意味がわかりません。

入試のときにこのような状態になると、タイヘンです。それでは、入試までにできるだけ英単語を覚えておくのが賢明です。

英単語の覚え方には主に2つのアプローチがあります。一つは単語帳。もう一つは多読です。まず、単語帳で英単語を覚えられる人は単語帳が即効性があります。暗記が得意な人、とりあえず覚えられる人は単語帳を使いましょう。

もう一つは多読です。たくさん英文を読んで、知らない単語は片っ端から辞書で調べて書き留めます。このアプローチは即効性はありませんが、単語が使われていた文脈があるので、実際にその単語がどのように使われるかがわかります。

わたしがオススメするのは、実際にこれら2つのアプローチを試してみて、自分にあった2つのアプローチの利用配分を見つけることです。どちらのアプローチにも良い点があるので、どちらか一方ではなくて、両方を意識して用いることが大切です。

ちなみに、最初に書いた英文の意味は「ある文章で使われる単語を知らなければ、そのことが全体の理解に及ぼす影響は、黒塗りになった文章を読むのに似ている」となります。ちょっと遊んでみました(笑)。