父親のネクタイ

うめじ英語塾とは直接関係ありませんが、ありがたいことに、わたしの父親は健在です。

先日(5/13)、山口大学での特別授業の前に山口の実家に立ち寄りました。その際に、父親から
「もうネクタイを使わんから、お前がいるのがあればやろう」とのオファー。
「まあ、ええよ」と軽く断ったわたし。
「まあ、やろういや」と再オファー。
「それじゃ、一本もらおうか」とわたし。

早速、父親がクローゼットを開けて、ネクタイを見せてくれました。ざっと十数本あったネクタイの中から品定めをして好きなのを一本選ばせてもらいました。

5月21日のうめじ英語塾の最初の授業では、I need all the help I can get. ということで、教室には時計があるので持っていく必要のない「おじいちゃんの懐中時計」をズボンのポケットに忍ばせ、気温が上がってクールビズでも良かったのに「父親のネクタイ」をしていきました。

ちなみに、このネクタイ、わたしが20年くらい前のパリ旅行で父親へのお土産に買ったフランス産ハンドメイド (仏 fait main) のクリスチャン・ディオールでした。
「ねえねえ、これボクがあげたんじゃないん？」とわたし。
「まあ、特別にやろういや」とのオコトバ。
折角(せっかく)なので、ありがたくもらうことにしました(笑)。旅行のお土産がまさか自分に戻ってくるとは思ってもみませんでした。

追記：妻もわたしも両親が元気です。感謝しています！

(2019年6月3日撮影。ネクタイに注目！)