英語学習の触媒として
うめじ英語塾で生徒様が英語を勉強している様子を見ていると、それぞれに学習スタイルがあります。辞書を引きながらじっと英文を読む生徒様もいれば、ノートに盛んにメモを書いている生徒様もいますし、積極的に質問する生徒様もいます。このように学習スタイルは異なっていても、どの生徒様も学習に集中していて、スバラシイと思っています。
そんなときは、わたしは英語学習の触媒(しょくばい)として生徒様に接することに徹(てっ)しています。触媒というのは、化学の分野で使う用語で、英語では a catalyst ですが、自分自身は変化しないものの、化学反応を促進する物質です。
そんなわけで、授業中、わたしは生徒様が集中しているときには邪魔にならないように無駄なことは言わないように心掛けています。また、質問されたときも端的に答えて長々と演説をしないようにしています。学習のギアがスムーズに回っているのに、わざわざレンチ(wrench)を投げ込まなくてもいいじゃないかと思うのです。
別の角度から言うと、わたしの役割はタイミングよく声をかけたり、質問に答えたりして、学習のギアに油を差し、同時に学習を妨げる要因を取り除くことだ考えています。
英語では興ざめな人のことを”a wet blanket“と言います。わたしは、学習の炎を消してしまう「濡れ毛布」ではなくて、学習をさらに促進させる触媒になりたいと考えています。
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