あせらないあせらない
昨日(2019年8月7日)のブログでは「じゃんじゃん」とか「今しかない」とか書きましたが、その一方で、英語を勉強する際には、「あせらない」ことも大切です。
人にもよると思いますが、単語は急に覚えられませんし、文法も瞬時に理解したということもまれです。英文が一晩で読めるようになったり、聴けるようになったらいいなあと思いますが、特効薬もありません。
とりわけ語彙は永遠の課題です。突然ですが、ポルトガル語で reserva は何だと思いますか。スペイン語でも同じ綴りで reserva です。ドイツ語なら Reservierung、フランス語では réservation、デンマーク語なら reservation。英語では同じ綴りで reservation。
綴りが似ているから必ずしも覚えやすいわけではありませんし、言語によって発音も異なるとは思いますが、似ている言葉だとそれだけで覚える際に有利だとわたしは思います。
上記諸言語の単語は日本語で「予約」ですが、中国語では「保留」、韓国語では「예약(yeyag)」と言うようで、英語の reservation よりはずっと「近い」気がしますし、覚えやすい気がします。
参考サイト:https://www.indifferentlanguages.com/words/reservation
そんなわけで、語彙も文法も全く異なる「遠い」言語である英語を習得するにはそれなりに時間がかかるもんだと思って、気長に構えることも精神衛生上、好ましい態度ではないかとオモイマスが、いかがでしょう? あせらないあせらない、とわたしは英語を学ぶ際にも教える際にも自分に言い聞かせています。
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